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「地方創生のためのアイデア協創ワークショップ(体験版)」を開催しました
2016年03月10日

 


「地方創生のためのアイデア協創ワークショップ(体験版)」を開催しました

株式会社YMFG ZONEプラニング

 

 YM-ZOPでは慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科特別招聘教授の保井教授をお招きし、地域について考え地方創生の実現に一歩近づくための機会として「地方創生のためのアイデア協創ワークショップ(体験版)」を開催いたしました。午前中の座学から午後のワークショップ体験まで、計6時間のカリキュラムを通じて、最終的には、5~6人一組のグループごとに「関門としまなみの魅力を伝えるためのアイデア」をストーリーとして組み立ててプレゼンテーションを行ないました。

(1)チェックイン
 いろいろな団体から集まった約30名のワークショップがスタート。全員でサークル上に並び自己紹介と、質問タイムです。始めは不安な様子で周りをうかがう参加者のみなさまでしたが、不思議と笑顔溢れる空間に。おかしとコーヒーで緊張もほぐれます。



(2)座学
 「人口減少下の地域イノベーションの起こし方」として、 『競争』から『協創』へ、また『行政へのお願いごと』から『自分ごと』へ、考え方や視座・視点をシフトすることが大切であることが強調されました。全員何らかのかたちで地方創生に関わる職業の参加者ですが、知らなかったこと、新しい発見がちりばめられた内容でした。さらにたくさんの事例を紹介していただくことですっきり納得することができ、なんともワクワクする講義でした。


(3)ワークショップ
 午後からはいよいよ5班に分かれてワークショップ体験です。テーマは「関門・しまなみの心地よさ」。①アイスブレイク、②ブレインストーミング、③親和図法、④因果関係図とレバレッジポイント探し、⑤プロトタイピングと、ワークショップを効果的に実施するための手法を、それぞれ保井教授の解説を交えながら、参加者が実際に体験する形式で進められました。「心地よさ」って何だろう?と戸惑い気味に始まったワークですが、各班自分たちなりのそれぞれ特色ある「関門・しまなみ」の形ができあがりました。

                



(4)チェックアウト
 チェックインと同様に参加者全員がサークルになって互いの気持ちを共有する場が設けられました。各参加者とも、イキイキとした表情で自らの気持ちの変化を発表されたのが印象的でした。




 この度の試みは「まち・ひと・しごと創生総合戦略」でも謳われている「ワークショップ」の効果を肌で実感する貴重な機会であり、参加者のみなさまからも有意義な体験であったとの評価をいただきました。今後、参加者のみなさまが今回の体験で得たものを活かして、各地で少しずつ周りの人を巻き込みながら自らがワークショップのファシリテーター(促進者)としてイノベーションを起こしていくことができれば、それぞれの地域の活性化、そして地方創生を実現する大きな一歩につながっていくのではないでしょうか。これからもYM-ZOPでは、私たちの住むまちや地域が活性化していくために、社員一丸となって地方創生の実現に向けた様々な取組を行ってまいります。

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