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SIB推進に向けたファンド出資について
2022年09月13日

 YMFG ZONEプラニング(社長 藏重 嘉伸)及び山口フィナンシャルグループ(代表取締役社長CEO 椋梨 敬介)、山口銀行(頭取 曽我 德將)、もみじ銀行(頭取 小田 宏史)、北九州銀行(頭取 嘉藤 晃玉)、は、当社グループのパーパス(地域の豊かな未来を共創する)に基づく取組の一環として、新たな官民連携手法の一つとして注目される「ソーシャル・インパクト・ボンド(以下、SIBと言う。)」の活用促進を一段と加速させるため、グループ3銀行によるSIBファンドへの出資を決定しましたのでお知らせいたします。

1.当社グループにおけるSIBの推進
 当社グループは株式会社ドリームインキュベータ(代表取締役社長 三宅 孝之、以下「DI」と言う。)と2021年10月18日に包括連携協定を締結しており、共同で山口・広島・北九州エリアにおける介護予防をはじめとした分野へのSIBスキームの検討及び導入に向けて、各自治体との連携を図っています。
 この度のファンド出資は、SIBの仕組みにおいて必要とされる民間事業者の事業資金等を提供することで、SIBの事業実施を支援するものです。

2.ファンド出資について
 山口銀行、もみじ銀行、北九州銀行の3行は、DIが運営するSIBファンド「Next Rise ソーシャル・インパクト・ファンド投資事業有限責任組合(以下、「本ファンド」と言う。)」と出資契約を締結しました。
 本ファンドは、介護予防、公共施設・インフラ、リサイクル等の分野を対象に、社会課題の解決に資する民間事業者の活動に対して安定的に事業資金を供給すると同時に、成果連動に伴う民間事業者の事業リスクを軽減することで、サステナブルな形での社会課題の解決を目指しています。本ファンド規模は、SIBファンドとしては世界最大級、日本最大であり、本ファンドを通じてより大きな社会的インパクトを与えることを目指しています。

3.山口フィナンシャルグループのサステナビリティへの取り組み
 山口フィナンシャルグループは、持続可能な社会の実現に貢献していくために、「グループサステナビリティ方針」を策定し、この方針に基づき、重点的に取り組むべきESG課題である「マテリアリティ」を特定しております。本件は、12のマテリアリティの中で「①人口減少・少子高齢化への対応」、「②地域におけるイノベーション創出、地域産業の成長サポート」の実現に資する取り組みです。

【SIBの概要】
 SIBとは、行政が民間資金を活用して行う成果連動型の事業であり、近年、社会課題を解決する新しいインパクトファイナンスのスキームとして注目されています。介護予防、公共施設・インフラ、医療等など、事前に予防することで将来発生する可能性のある課題を未然に防ぐことができる分野に適しており、地方自治体の財政支出の中長期的な削減効果が見込まれる分野での導入が期待されています。

【SIBの仕組みと、本ファンドの位置づけ】

以 上

【本件に関するお問合せ先】
YMFG ZONEプラニング  
網田・冨原 
TEL:083-223-4202

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