ニュースリリース・その他
山陽小野田市のまちづくりLABVプロジェクトに関する 事業化に向けた検討ステージへの移行について
2020年07月28日
YMFG ZONEプラニング(社長 坪倉 昭雄)は、山陽小野田市(市長 藤田 剛二)から委託を受けたまちづくりLABV(Local Asset Backed Vehicle)プロジェクトに関する事前調査(2019年7月26日付リリース分)を完了し、山陽小野田市及び小野田商工会議所(会頭 藤田 敏彦)とともに、今後の事業化に向けた検討ステージへ移行しましたので、お知らせいたします。
記
1.まちづくりLABVプロジェクトの取組経緯及び事前調査の概要
山陽小野田市が所有する商工センターは老朽化が進み再整備等を検討するにあたり、2019年度に国土交通省「先導的官民連携支援事業(事業手法検討支援型)」の採択を受け、YMFG ZONEプラニングが事前調査を実施しました。
その結果、国内に事例のない官民連携手法であるLABVについて、商工センター跡地におけるリーディングプロジェクト等に事業の見通しがある、民間事業者の参画が見込めるなどにより実現可能性があると結論付けられました。
2.まちづくりLABVプロジェクトの概要
(1)山陽小野田市が市有地を現物出資し、民間事業者が資金等を出資してLABV共同事業体を組成。商工センターの整備及び所有はLABV共同事業体が行い、山陽小野田市、小野田商工会議所、山口銀行等が借上げまたは買取りするスキームを想定しています。
(2)LABV共同事業体は、リーディングプロジェクトと並行して他の市有地や銀行跡地等の活用検討とともに事業化を目指し、中長期的に採算性を確保しつつ段階的に進めます。
<事業スキーム(予定)>
(3)リーディングプロジェクトの概要
商工センター跡地を活用し、「広場を活用した多世代が集う交流・にぎわい拠点」を事業コンセプトに、広場をにぎわいの場とした施設配置やプランを構築します。
市の出張所等の公共施設のほか、商工会議所、銀行・商業店舗等の民間施設に加え、今後は山口東京理科大学の学生寮も合わせた複合施設の整備・運営の検討を進めていく予定です。
<事業イメージ>
※上図は事業検討を進めるベースプランとして調査の中で作成したものであり、今後変更になる可能性があります。また、現段階で学生寮は具体化していないため上図には反映されていません。
(出所:山陽小野田市「市有地利活用及びエリアマネジメント等に係る官民連携事業可能性調査報告書」)
3.今後の取組スケジュール(予定)
本件は、山陽小野田市のまちづくりにおける新たなエコシステムを生み出す案件として、当社グループが目指す地域価値向上会社の取組に資するものであり、今後も事業化に向けて主体的に関与してまいります。
2021年3月:まちづくりLABVプロジェクト事業構想の策定
2022年春~秋頃:事業パートナーの公募及び選定
2022年1月:LABV共同事業体の設立
2022年3月:LABV共同事業体による事業計画策定
4.本日開催した記者会見の様子
山陽小野田市及び小野田商工会議所とともに、調査の報告及び事業化に向けた検討ステージへの移行をお伝えする記者会見を実施いたしました。
以 上
【本件に関するお問合せ先】
株式会社 YMFG ZONEプラニング
藏重・吉川
TEL:083-223-4202